三国志演義の「桃園の誓い」は史実ですか?フィクションですか?
「桃園の誓い」は正史にはない逸話で、演義によって広く知られるようになったエピソードです。
ただ、「劉備が二人に兄弟のような恩愛をかけ、関羽・張飛は常に劉備の左右に侍して護り、蜀漢建国に際して大いに功績があった。」という記述が正史にあり、それを元に書かれた逸話であると思います。
「桃園の誓い」の場所は、劉備宅だったり、張飛宅だったり、お金持ちの支援者の家だったり、小説によって違っていますし、「「我ら三人、姓は違えども兄弟の契りを結びしからは~(略)」の台詞は演義が原作です。
なので「桃園の誓い」は忠実に基づいたフィクションといったところでしょうか。
全くのフィクションです。
そもそも三国志演義自体が七割方フィクションですので。
桃園の誓いは正史には記述がなく、また義兄弟の誓いも後代に遊牧民族の風習として知られたものなので完全なフィクションです。
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