三国志から得るものは何ですか?三国志は好きなほうですが、これといって印象がないです。友情や忠誠心以外でお願いします。
自分の場合はあこがれでしょうか。
関羽や張飛が戦場を縦横無尽に暴れまわる様を思い浮かべてるだけで自分は楽しいです。
そして登場人物の性格、その人がどんな人生を送って、その人の人生から何か学べるはずです。
ついでに自分が一番尊敬しているのは曹操です。
夢、でしょうか。
俺が天下を統一してやる!とか、漢朝復興し、奸雄を討つ!、受け継がれてきたこの大地を守る!等の一つの大きく、果てしない夢を持ち、追いかけるその姿に、男のロマンを感じました。
夢を持ちにくいこの世の中で、あれだけ純粋に夢を追いかける姿が新鮮で、羨ましく、私は思いました。
あの夢への姿勢は自分の人生の大きな支えとなっています。
よく釣り好きに悪い人はいない、といいますが
私はよく(半分ネタで)こういいます
「三国志好きに馬鹿はいない」
三国志は有名どころでも百人をはるかに超える人物が出てきます。
私たちは彼らが何をして成功し、あるいは失敗したというのを知っています。
その膨大な経験は時代も国も違う現代の私たちでさえ参考にするところが多くあります。
人生のハウツー本というのが私の考えです。
私は三国志がたまらなく好きです。
でも、本を読んで何か得ようとは思っていません。
故事成語や四字熟語に痕跡を残してますので、
成る程なあとは思いますが・・・。
正史は歴史書ですから、
自己満足で訳本を読みきればそれでいいです(結構大変ですが)。
演義は物語ですから、
深く考えないで楽しく読めればそれでいいです。
でも、本来それでいいのではないでしょうか。
何かを得ようと思えば、
孔子の論語や、孫子の兵法を読めばいいし、
中国の悠久の大地に思いを巡らせたければ、
漢詩(もちろん訳ですが)詠めばいいと思います。
(曹操.曹丕.曹植の詩は私のような素人が詠んでもすごいです。)
肩肘張らずに、
日本人とは根本的に違う大陸系の大らかさとか、
単純な思考回路を、
「面白い」とか、「もう少し頭使えよ」とか、
突っ込みながら、変な意味でなく「妄想」するのが、
たまらなくストレス解消になります。
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